その内容はいつもドッグトレーニング。
犬プレイとは言っても、毎回同じことをしているわけではありません。
お手、おかわり、ちんちんなどといった、スタンダードな芸はもちろん、最近はハードルを飛び越えさせたりしています。
ああ、広大な競技場でマゾ犬トーナメントを開催したい。
本物のお犬様(私は動物狂いのため、脳内ヒエラルキーとしてはお犬様>人間が扮したマゾ犬、となります)の競技大会の横で開催し、マゾ犬どもに、いかに本物よりも劣っているのか見せ付け、彼らが流す悔し涙に狂喜しながらアフタヌーンティでもいただきたいのです。
と、そんな事を妄想しながら調教にいそしんでおります。
しかし、このマゾ犬には特技があったのです。
なんと、マッサージがすこぶる上手い。
こやつの首輪から繋がるリードを手に持ったまま、私が一瞬寝落ちしてしまうほどのテクニシャン。
自宅で飼いたい、そんなふうに思えるマゾをたくさん育てるのが私の目標であり使命なのです。