2ntブログ
大道寺ゆり日記
~SMにおける人類解放闘争、只今 猛烈遂行中~
ひっかけたがり
20090110230701
マゾに縄をかけ、逃げられないように(ま、この真冬の最中、スッポンポンで逃げる人もなかなか居ないでしょうが)その縄を観音開きの窓の把手に固定する。

私は、縄を部屋中の色々なところに引っかけたくなってしまう。
引っかけたがり。

ベッドの脚に、ソファーに、椅子に、手摺に、柱に。
もう、この世の中の家財道具一式全てが私にとってはSMの道具と成り得ます。

さあ、では引っかける場所が何も無い場合はどうするのか。
そんなモノは簡単です。
例えばマゾの脚に縄をかけ、ちんぐり返し(下品な表記で失礼!)にし、その縄を引っかけられる場所を目で探すも、悲しいかな見つけられぬ場合こそ、我が肉体の登場です。

左手で縄尻を持ち、マゾのちんぐり姿勢をキープします。
左手が塞がったって、私には右手があります。
縄を持ちながらもう片方の手で、短めの鞭をその体勢のままのマゾの尻に打ったり、穴を弄んだり。
それで私の両手が塞がろうと、まだまだ私の足は自由です。
マゾの身体にピンヒールを突き刺したり、はたまたヒールを脱ぎ、ストッキング越しの足の裏でマゾの鼻と口を塞いだり、などなど。

SMは想像力と創作意欲でどうにでも成るのです。
どんな環境であろうと、どんな状況であろうと、私は自分のスタイルのSMが出来ます。
もっと自分を過酷な状況に追い込みたいな。
何も無い四畳半位の狭くて古い和室とか、いっそカプセルホテルとか。
そんなところで、自分がどこまで出来るか試してみたいのです。
予定調和は飽きてしまうのです。
自分自身に緊張感が欲しいので、過酷な状況っていうのは、まさにうってつけの条件。

何故、私がかれこれ何年もSMが好きなのか。
常に頭を使うのが良いのです。
これが楽しいのです。