基本的にマゾが好きです。
と言っても私はマゾ雑食ではありません。
究極、プレイの内容なんてどーでも良いっちゃ良いんですよ。
要は、マゾの根本的な人間性こそが全てだと思っています。
プレイの内容によるマゾの優越なんて無い。
謙虚な人が好きです。
こいつ、カワイイな。と思いたい。
ああ、上手く自分の考えを文章に出来なくて、PCの前で固まっちゃった、今。
まあ、ザックリ言うと、オールマイティーなプレイがソツなく出来る…プレイ前に記入するカルテの項目が全て『好き』のトコにチェックを付けている万能マゾとのプレイはそりゃやり易いですよ。
でも、カルテじゃ人間性は見えない。
たとえ、カルテの項目が全てNGだったとしても、そのマゾ自身がカワイイと思える奴なら、万能マゾとのプレイよりも楽しめたりします。
んー、ちゃんと伝わってるかな。
もっと具体的に。
むかしむかし、芸歴ン十年のハードマゾがいました。
まぁ私が新人の頃の話ですが。
奴のマゾ人生で背中に受けた一本鞭は何万発、みたいな。
そいつに一本鞭を打っていると時々冷静に「今の違うね~」なんて言いやがる。
正直に言いますが、1時間も2時間も重めの一本鞭を打ち続けて、全てをクリーンヒットに出来るような技量はありませんよ、私。
それに対し、上から目線で、しかもタメ口でダメ出しするマゾが憎々しくて、本気で『こいつ、死ねばいいのに』なんて思ったのでした。
てか、肉体的にはマゾなんだろーけど、私のSM観点からすると、そいつのその精神構造がSMとは百万光年かけ離れてるわ。
マゾは私を挑発するつもりだったのでしょうか。
私が逆上し、よりハードな責めをするだろうと読んだのか。
私、逆上とかしませんよ。決して。
むしろ萎えます。
私の脳内の『嫌いな奴フォルダ』に分類され、それで終了。
そう、どんなにハードプレイが出来ようとも、人としての基本的なコミュニケーションが出来ない奴が大嫌いなのです。
それと真逆の話で、一般的にソフトと言われる内容のプレイだとしても、全然OK。
大切なのは人間の中身なのよ!
謙虚さや健気さを忘れたマゾは不幸だ。
愛の存在しない鞭なんて、意味が無い。
良い子と素敵なプレイをした後は、何故か過去の大嫌いな奴を思い出してしまう。
比較して、より良い子の良さを噛み締めようとする本能か何かなのか!?
Yへ。
ペニンシュラのチョコレート、ごちそうさま!
事務所に置いて、女王みんなでいただきました。