預かったお犬様は、ソファーの上で、私に身体を撫でられながら昼寝をするのがお好きなようで。

が、そんな状態で私が出来る事といったら、本を読むか、ギターを弾くくらい。

今のギターは三代目。
初代は野外ライヴ（＠代々木公園）の際、機材置き場から盗まれ、二代目はライヴ前日に突然音が出なくなり（待遇改善を求めてのストだったのか！？）、この三代目がやってきたのは三年前。

そーいやその頃、誕生日が近かったので数人のマゾに「誕生日プレゼント、何か欲しいものありますか？」なんて聞かれたりする度「グレッチのギター。ボディは白で、パーツはゴールドがいいな。アーム付けたいけど、チューニング狂い易くなるから後々面倒だし、どうしよっかなぁ」なんてブツブツ答えてみたんだけど、マゾはもれなく全員、私のリクエストを無視（笑）！
そりゃそうよね。

「お前の穴を拡張する為のアナルプラグを献上なさい」だの
「お前を追い込む為の一本鞭を献上なさい」だの
「お前専用の名前入り首輪をオーダーで作りなさい」だの、そーゆーモンなのかな、女王が求めるプレゼントのリクエストって。

と、ふと冷静になり、懐に現ナマを握りしめ、お茶の水へ。
結局ふつーに自分で購入。

これでいいのだ。

お犬様、真横でギターを弾かれ、たまにけっこーな大声で歌われたりしてるのに、よくグッスリ眠れるなァ。
うるさいだろうに。